JJtortueのWonderful Life

小さな田舎町に住んで、働いてるけど、私が見て、経験した事を綴ります。

1人ぼっちベルギー ベルギーワッフル

グランプラスの雰囲気を満喫して、人の流れる方向に向かって行った私は、今朝から何も食べてないのを思い出した。だってぇ

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こんなのが目の前に現れたんですもの。ベルギーワッフルよね!私がパリからベルギーに足を伸ばしたのは、チョコレートとベルギーワッフルのためなんです。カフェに入ろうかとも思ったんだけど、いい匂いがして、お店のショーウィンドウから見えた、サンプルに心を奪われたのと、並んでたのよ。このお店。それも、地元の親子連れらしきママとベビーが。地元の人が食べるなら美味しいんじゃないのかなーって思って並んでしまったわよ。


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どれがいいかなー?選んだのは1番人気と書かれていた、目の前のベビーも買っていたチョコレートバナナアンドホイップクリームにしました。焼き立てで用意してくれます。日本のワッフルは丸いイメージがあるのですが、ベルギーは四角です。

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熱々のワッフルにクリームがすぐに溶けちゃう!7€だったかな。プラスチックのフォークが小さくて、手がベタベタになるー!あま〜い!ホイップクリームではなくて、アイスクリームが良かったかな?印象はやっぱりあま〜いです。それに大きい!

ごめんなさい。どうしても食べきれなかった。

 

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そして、近くにいました。

このブリュセルにある小便小僧が起源とされていて、1619年にジェローム デュケノワという彫刻家が作成しました。ここにいる彼はレプリカで本物は盗難防止のために市立博物館、王の家に移設されました。だって意外と小さいのよ。1人でも持ててしまうくらい。

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由来については諸説あるけど、反政府軍がブリュセルを爆破しようとした時に、火のついた導火線をおしっこをかけて消した少年がいたとか。その少年の名前はジュリアンと言い、この小便小僧もジュリアン坊やと呼ばれています。彼はものすごい衣装持ちだと聞いていたけど、この日は裸でした。

ビールのイベントの時は水ではなくビールが出てきて通行人に振舞われるそうです。夢に出てきそうな光景ね。近くに小便少女というのがあり、ちょっと想像すると微妙な感じ。なんで女の子もつくっちゃったのかなぁ。

 

写真だけ撮って、少し離れた所でgoogle  mapを見ていたら、車が停まって30代くらいの男性が声を掛けてきたの。始めは地図を持っていたので、道が分からないのかと思って、迷子のプロとして困っているのかなぁと思い、話を聞いてあげたの。僕はイタリアでファッションの仕事をしている。ファッションウイークでパリに来たついでに、ここに来たんだ。バレンチノを知ってるかい?ってはい?わざわざ車を停めて何を話し出すの?どこから来たの?とか何が言いたいの?サンプルを持って来ているので、見てくれないか?君の意見を聞きたい。そしたらサンプル品をあげるよ。怪しい。イタリアから来て、ベルギーにいて、流暢な英語を話すフランスナンバーの車。車はフォルクスワーゲンだったから、そんなに貧乏人ではないのかもしれないけど。時間がないと言うと、ファッションに興味ないの?サンプルも好きなの全部あげるよって、怪しいよね?私は今日パリに行くから荷物を増やしたくない。と断って逃げてきた。相手は車だから、急に方向転換は出来ないでしょ。本当に親切なバレンチノにお勤めの方なら申し訳ないけど、海外だもん。知らない男に付いて行って、良いことなんて何もないと思う。強盗?何が目的だったのかな?少し怖かった。私は無事に帰る責任がある。少しくらい日本人の評判を落としても、私は自分を守らなくてはならない。私は正しい判断をしたよね?と思いつつドキドキする心臓を落ち着かせようとしました。どこで何があるか分からないわ。女性だけの海外旅行、1人でも複数でも、日本ではないって事を自分に言い聞かせて、危険な行動は慎んでね。

 

1人ぼっちベルギー グランプラス

パッサージュから3分位の場所に最初の目的地グランプラスがありました。細い道から、突然広い広場に出たんです!

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ドイツのマリエン広場を小さくしたような華やかな場所です。ビクトル ユーゴーが世界一美しい広場だと絶賛しました。

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市庁舎です。1402年から1455年の間に建てられました。96mのゴシック様式の塔の頂上には竜を倒す天使ミッシェルの像が飾られています。ミッシェルはブリュッセル守護天使なんです。

1695年にフランス軍によって砲撃を受けたこの広場は市庁舎以外は全て破壊されました。石の壁は火に耐えたんです。周囲の他の建物はこれ以降に石造りで建て替えられました。

広場の反対側には王の家と呼ばれる物があります。この日、音楽のイベントがこの広場で催されていて、ステージが組まれ、テレビ中継の足場も組まれて、写真撮影には全然向かない事態となってました。王の家ですが、実際に王は住んだことがありません。現在は市立博物館となっています。

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この左側の画家の家にはヴィクトル ユゴーが滞在していました。

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屋根に馬に乗った人が飾られているのが、ビール醸造業者の家です。ここは現在ビール博物館なのですが、これらはギルドハウスと呼ばれるもので、屋根や壁に飾られた包丁や樽などで職業を表しています。

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ブラバン公爵の館。19人の歴代ブラバン公爵の像が並んでいます。ここから撮る写真がこの広場のベストスポットだったと後日、知りました。市庁舎は見学出来るし、博物館もあるのに私はこの場所にいる時は何も知らずにボーッと広場を眺めていました。とにかく、音楽イベントのスタッフはたくさんいたんだけど、他の人は少なかったんだろうな。並んでたりしてくれてたら私も興味を持ったけど、特に行列などは何もなかった。ただ素敵な広場でした。またリベンジしたい!クリスマスの時期に!

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1番古いギルドハウス、星の家の壁にあるエグラード セルクラースの像。彼はここ星の家にフランドル伯が自らの旗を掲げたのを許さず、嵐の晩に壁を登ってブラバン公の旗と取り替えたという英雄で、彼の右手に触ると幸運が訪れる言い伝えがあります。

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観光客、少なかったので思い切り触らせて頂きました。右手だけテカっているのは、たくさんの人に触られて来た証拠よね。

この広場は世界遺産登録もされ、12月にはクリスマスマーケットで賑わいます。パリより物価も安いし小さい街なので、個人旅行に向いていると思います。カフェもたくさんあるので、1人でも食事で苦労しないわよ。

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そして、ここが世界中の女子をとろけさせられGODIVAの第1号店です。思ったより小さい。うちの近くのショッピングモールのGODIVAの方がはるかに大きいわよ。ここが1号店かぁ。売っている物は、同じだわ。駅の目の前にもショップがあったから、駅の近くで買います。

1人ぼっちベルギー ギャルリー サンチュベール

迷子になった事でも分かるように、私はベルギーについてほぼ下調べなしで来ました。ガイドブックで見た限りだと、とても小さい街で観光地も密集しており、行けばなんとかなる!なんて思ったのよ。でも何とかなるのは英語圏の国。ブリュッセル公用語はフランス語で、駅の名前も読めない。パリはまだ英語表記も多かったけど、ブリュセルはあまり見かけません。とりあえず、Google mapをグランプラスに目的地セットして歩きます。無事にブリュッセル中央駅に来ることが出来たから良かったけど、ここは外国で私は1人ぼっちなんだって、肝に命じて行動しなくちゃ。アントワープまで時間があれば足を伸ばしたいと考えていたけど、すでに予定はかなり遅れている。

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ブリュッセルもヨーロッパだけど、パリとは違って小ぢんまりしてる。フランスより北に来たけど、全然寒くない。おかしいなぁ、ガイドブックには日本より寒いって書いてあったのに。

グランプラスの近く、少し手前に素敵なパッサージュがありました!なんか、ヨーロッパらしい〜

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ギャルリー サンチュベールです。ここは1847年に建てられたアール・ヌーヴォー建築のアーケードです。ガラスの天井からは光が差し込み、雨の日でものんびりショッピングを楽しむことが出来ます。ヨーロッパ最古のアーケードと言われているらしく、革製品や帽子屋、ジュエリー店にカフェが並んでいる。そしてベルギーと言ったらベルギーチョコレート。

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ショーウィンドウを眺めているだけで、とても素敵な気分になれちゃう。

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欲しいな。帽子、買っちゃおうかな。

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日本でも有名なチョコレートショップがあって、美味しそう!お土産を買うのはまだ早いので、今は見るだけ。日本でも買える!とか思って覗かないのはダメよ。日本より安くゲットできちゃいます。ベルギーって、本当に街を歩くとチョコレートショップで嬉しすぎる。便利さ、大きさは日本のショッピングモールだけど、パッサージュって趣きがあって素敵。どっちかと言うと観光客向けの施設になってるのかな。

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1人ぼっちベルギー ブリュセルで迷子

高速列車のタリスはあっという間にブリュッセルに到着しました。タリスはブリュッセル南駅に到着します。私はレイルヨーロッパのサイトからチケットを購入していました。そのバウチャーに旧市街に近いブリュッセルセントラル駅まで含まれると書いてあったので、切符は購入せずに乗り変えます。

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南駅です。そして、事件は起こった。ブリュッセルと言ったらベルギーの首都で、その中央駅なんてどの列車に乗っても着くだろうって勝手に思ってた。南駅から中央駅まで歩いて20分と書いてあったので、地下鉄の方が早いって。そして、ここの公用語はフランス語。駅の文字がチンプンカンプン‼️地下鉄の改札付近で中央駅に行きたいと誰に聞いても知らない!って答え。何故?答えは中央駅は地下鉄の駅ではないから。それに気付くまで30分はかかってる。そして、鉄道の駅に戻り、中央駅に行きたいのですがとインフォメーションで聞いたら11番線だと教えられてホームに行くと、すでに列車が停まってる!慌てて電車に乗り込むと、数分で列車は動き出した。しかし、南駅から中央駅まで徒歩だと20分のはずが、20分たっても列車は停まらない。あれ?あれ?外の景色は都会の景色から農村の景色へ変わった。まぁ、次の駅で降りればいいか!そして、車掌の切符拝見が来た!マズイ!この列車の切符持ってない!高い罰金をしはらえって言われるかな。仕方ない。

すみません。実は私は乗る列車を間違えたみたいです。私はブリュッセル中央駅に行きたかった。私は旅行者なので迷ってしまった。と謝った。車掌さんはいい人でタリスのバウチャーを見せると、次の駅で降りたらホームと何時に電車が来るのか、2つ目の駅で降りること、何時に私が目的地に着くのかもメモに書いてくれて、have a nice tripと罰金も取られなかった。ありがとう、車掌さん。しかし、次の駅に着いたのが45分後位。ゲントという街でした。

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駅は立派だけど、特に周辺に何もなし。これも旅の醍醐味!一時はどうなるかと思った。私は11番線ではなく、12番線にいた電車に乗ってしまったのでした。外国で迷子になっても何とかなった!自分の英語力の上達に自信が持てた。だって、事情を全部英語で説明してるんだもん。たぶん、皆さんは事前に調べて、私みたいに現地で焦ることはないのかもしれない。下調べって大事ねぇ。

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予定より、だいぶ遅れてブリュセル中央駅に到着しました。ベルギーです!私は今回が初ベルギーなんです。訪問国がまた1つ増えました。

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ここから歩いてグランプラスに観光に向かいます!

 

 

1人ぼっちのパリ タリスでベルギーへ

パリ3日目!今日はベルギーのブリュッセルに行きます。日本からタリスという高速鉄道を予約しました。朝8時25分パリ北駅発です。ネットで手荷物検査があるので1時間前に着くようにした方がいいと書いてあったので、5時半にアラームをセットしました。私が宿泊するオペラ座近くから地下鉄やタクシーを使って行くブログをたくさん読みましたが、私は路線バスを使って行くことにしました。ホテルの目の前にバス停があるし、地下鉄の場合は乗り換えが必須。時差ボケのせいか、ボーッとした頭で身支度。

あまりネット検索しても出ていなかったんですが、オペラ座付近からパリ北駅に行くのに42番のバスが使えます。H&Mの前の通りを少しラファイエットとは反対の方向に行くとバス停があります。

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朝7時頃のパリは暗くて、人通りが少なくて焦った。

私はホテルのフロントにバス停どこ?って聞いた。ロワシー?って聞き返されたので、違う!パリ北駅に行きたい!と話したら教えてくれた。私の泊まったホテルは毎回、外出の時は鍵をフロントに預けろと言われていました。時刻は調べてなかったけど、朝の通勤時間帯だからすぐに来るだろうと油断していたわ。でもバス停でバスが何番のバス停にいるか表示されます。私は約10分の待ち時間でバスが来ました。朝7時のパリは暗いし、車も少なくて、10分くらいでパリ北駅に到着。当然ナヴイコが使えますので、タクシーを使う必要はないかな。路線バスは旅行者は敬遠しがちよね。でもパリのバスは便利です。たくさん走ってるしね。観光で歩くんだから、移動の時は体力を温存しましょ。

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パリ北駅です。ネットでは治安があまり良くないとありますが、私は特に感じませんでした。バスは駅の目の前に停車するし、中は人が大勢います。ビブスを付けた人が案内スタッフなので、分からなければ彼らに聞けばいい。

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ホームが見えなくて、ちょっとビビり気味。朝ごはんにはカフェやブーランジェリーがあるので時間調整にも利用できます。とにかく奥に行けば分かるだろう!

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これを見つけられれば安心。青い画面が出発で、緑の画面は到着です。でもね、1時間前になっても出ない。試しにビブスのスタッフにバウチャーを見せたら、10ばんのホームだ!と教えてくれた。そして、10番のホーム前にはすでに大勢の人がいたわ。しばらく待った後にゲートがオープンして乗車開始。手荷物検査はなかった。コーチ1輌ずつにスタッフがいて、乗り込む時に彼にバウチャーを見せて、席を確認。

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ブリュッセル往路は1等車両にしました。席は7割が埋まっていました。でもほとんどはビジネスって感じ。フランスからベルギーに入ってもパスポートチェックもなし。乗り込む時にもなかったけど。

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中学の修学旅行以来、新幹線にさえ乗ったことがない私ですが、何とかヨーロッパの高速鉄道に乗ることが出来ました。ブリュセルに向かいます!

 

1人ぼっちのパリ サモトラケのニケ他

私が1番見たかった作品です。これの場所が分からなくて迷いました。

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サモトラケのニケ勝利の女神ニケの像です。英語だとwinged victory ギリシャサモトラケ島で発掘されました。大体、紀元前200年の頃の作品なので、2000年以上前なのよね。大理石製で、ルーブルのダリュの階段に展示されています。船首に立っているのは海戦の勝利を祝っているから。大きな羽に、布の表現力は本当に紀元前の作品なのか?と思ってしまう。

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布の下に女性の身体が浮かび上がっているのが分かる。これを大理石で表現している。作者は不明らしいが、素晴らしい表現力だと思う。この大きな羽はスポーツ用品のナイキのロゴマークの元となっている。ナイキという名前も勝利の女神ニケからとったものです。世界中にレプリカがある事でも知られていますが、日本にもたくさんあります。確か、長野の美ヶ原高原美術館にあるので、フランスまで行くのが面倒なら日本でも見れますが、紀元前に作られた本物は、ルーブルです!

 

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これはドラクロワの民衆を率いる自由の女神と言う作品です。マスケット銃を持ち、フランス国旗で民衆を率いているのは、マリアンヌと言う女性です。

シルクハットの男性はドラクロワ自身だそうです。マリアンヌはフランス共和国の象徴、擬人化されていて、実在の人物ではない。原題は民衆を率いる自由で女神が付いているのは日本だけ。彼女が被る帽子はフランス革命時の自由の象徴です。

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オダリスクです。解剖学を完全無視した作品で、発表時にはものすごいバッシングを浴びました。モデルはナポレオン1世の妹でナポリ王妃のカロリーヌ ミュラですね。作者はドミニクアングル。オダリスクとはイスラムのスルタンに仕える女奴隷の事だそうです。確かに、この背中は人間じゃないよね。この長く引き伸ばされた背中の曲線で、官能性を見せたのね。

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そして、ドゥノン翼にあったミュージアムショップです。まだお土産を買うのは早い!と思いつつ、でもショップのある部屋も素敵。

 

せっかく夜間開館を選んで来たのだから、オベリスクだとか、ミロのヴィーナスやハムラビ法典も見たい!でも足がむくんで辛い!もう歩くの辛い!結局、ドゥノン翼だけ見て私はルーブルを後にしました。エッフェル塔の形をした歯ブラシを亀吉と後輩のお土産に購入しました。時差ボケのせいもあり、すぐにでも眠れそうです。昼間は暑いくらいだったけど、夕方にはだいぶ寒くなって来ました。地下からメトロに乗ったので、夕暮れのルーブルの外観も見てません。1人のいい所は自分のペースで突然の予定変更も有りの所です。

 

 

 

 

1人ぼっちのパリ モナリザ

ルーブル美術館って広くて、人が多くてまるで迷路のようで、見たい作品を目指すだけで疲れる!どうして私はルーブルの見学時間を半日しか取らなかったんだろう。

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ドゥノン翼のフランス大型絵画の展示室のモリアンの階段の場所にカフェ モリアンがありました。大勢並んでいるみたいだけど、店内に席の空きがあるので、並んでみました。人の流れを見ていると、テラス席に人が流れていってたので、店内は空いてるのね。ヨーロッパの人達はテラス席が大好きなの。

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お腹は空いてないし、ファーストフードのようにカウンターで注文してから、自分で席に着くスタイル。今日はオレンジジュースにしました。今まで、パリ では水が不味いと感じた事ないけど、ビンに入ったジュースが冷えていて、美味しそうに見えた。

こっちでは、飲み物に氷は入っていません。

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元々は宮殿だけあって、階段や天井画もすごく素敵。日本の美術館は目の高さに1列に絵画が並ぶ展示方法が多いのかな?って思うけど、壁一面に展示されていたり、天井まで細かい細工で描かれていて、時間がどんどん過ぎていくの。朝は寒かったけど、午後になると20度を超えてるし。暑いよー!

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あ、出た!たぶん1番有名な絵画ですよね。レオナルド ダ ヴィンチ作のモナリザ。噂では聞いていたけど、小さい。写真では分からないわよね。

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少しは分かるかしら?人の多さと、絵の大きさが。

この絵は1500年頃の作品と言われ、フランスの国有財産です。この作品のモデルはイタリアのリザ デル ジョコンドと言う裕福な絹商人の妻で、レオナルドは新築祝いと2男出産のお祝いとして制作したと文献に書かれています。この作品が名を挙げたのは1911年8月21日にルーブルから盗まれた事で挙がった。ルーブルはこの盗難事件により7日間も閉館しました。

モナリザが戻ったのは2年後。犯人は元職員のビンセンツォ ペルージャでイタリア人でした。彼はイタリア人であるレオナルドの作品はイタリアにあるべきだと動機を話しています。結局、彼は愛国者として賞賛され懲役6ヶ月という軽い刑だったそうです。1913年にルーブルに戻りました。1956年に観客に酸を浴びせられ、同年、石が投げつけられると言う事件があったので、現在では超分厚い防弾ガラスのケースに収められました。

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このモナリザ、アップにして口元を見ると、ぜんぜん笑っているように見えないの。でも、少し遠くから、少し斜めの角度から見ると微笑んでいるのよ!

これはスフマーラ技法という絵画技術だけどレオナルドほどこの技術に長けた人はいなかった。天才レオナルド ダ ヴィンチね。本物のモナリザが見れたのは本当に嬉しくて、幸せな瞬間でした。ただ、さすがに世界的な有名作品だけあって、すごく人がたくさんいました。何回でも見たい!と思える作品でした。2010年時点でモナリザの評価は7億2千万ドル日本円にすると約813億円!価値が高すぎて保険に入れないから、その分を保安費用にしてるんですって。

私も絵でも描こうかな。