いざ!リヒテンシュタインへ
私達が次に向かったのはリヒテンシュタイン公国、ルクセンブルグは大公国。何が違うのかと言うと、元首の地位が公爵の場合は公国、公爵より上の地位は大公国なんだけど、実際は違う事もよくある。自称らしいわ。ルクセンブルグの元首はgrand duke で公爵より上の地位なので大公国なのね。王様が統治すれば王国なの。
私は今回の旅でドイツ、ルクセンブルグ、フランス、スイス、オーストリア、リヒテンシュタインを訪れましたがシェンゲン協定があるので、ドイツで入国してから、パスポートチェックなし。でも訪れた記念として、パスポートに入国スタンプが欲しい!という人にリヒテンシュタインは3ユーロで押してくれるサービスがあります。そのサービスは午後5時まで。
天気もあまり良くないので、リヒテンシュタインに急ぎます。リヒテンシュタインは人口3万5千人くらいの小国です。ここのリヒテンシュタイン公は、他の王族は象徴的存在が多い中、政治的権限を保有しています。でも、国民の自由と権利が十分に保証されているので、立憲君主制に分類されます。軍や、ライフラインなどスイスが面倒みてる感じね。国の大きさは小豆島と同じくらい。
そして、タックスヘイブン。人口より、外国企業が多いと言われています。そして、お金持ち国家は国民に直接税がありません。所得税や相続税ね。1人あたりのGDPはルクセンブルグを超え、8万5千€以上。公爵家はイギリス王室に次ぐお金持ちで、美術品コレクターで、オーストリアを中心にリヒテンシュタインの何倍の土地を所有する不動産王。
高速道路のパーキングにcoopの文字が。生協?中を覗き込むと、スイスのお土産と、食事が提供されています。もちろんスナックなども売ってます。
日本にあったら、女子が飛びつきそうでしょう?材料を選んで料理してもらえるの。サラダのコーナー、メインディッシュのコーナー、ドリンク、デザート、主食のコーナーなどで分かれています。お腹がいっぱいなので、手を出すことが出来なかったけど、素敵!各コーナーにシェフがいるの。私にもとっても親切で色々と教えてくれました。
リヒテンシュタインに着いたのは、午後4時半を回っていました。こんなに真っ暗!日本もそうなのかな?まずはパスポートに入国記念のスタンプを押してもらいに行きます。
あら、可愛い。これで3€よ。スタンプを押してもらえるのは、リヒテンシュタインセンター。観光案内所でもあり、スーベニアショップでもある。リヒテンシュタイン土産なんて、そんなに貰ったことないよね。私は、自分の身分証を入れるケースと、みんなに国旗のデザインのボールペンを購入。お姉さんに街の様子を聞いて、少しだけ散策。
街を見下ろす丘の上にお城。ここに、お金持ちの大公が住んでいるのね。
お姉さんに、クリスマスマーケットはあるか?と聞いたら、すごく小さいけど、スケートリンクがあると教えてもらいました。誰もいなかったけどね。
でも、すごく素敵。ここに住もうかな?なんて考えたわ。寒くて耐えられないかも。そして、リヒテンシュタインは物価高いので、私達はオーストリアとドイツとスイスの国境にあるボーデン湖の近くのリンデン島のホテルを探し出し、遅くなる前にリヒテンシュタインを後にしました。雪、降ってるし、山道だし、途中で遭難するかも?なんて感じながら、目指すかオーストリアを!