プラド美術館展
ちょっと久しぶりになっちゃった。昨日、母がなんとか退院。病人抱えて、忙しかったの。仕事終わって毎日病院通い。そしたら、独身の叔母が転んで怪我してそっちの面倒まで見なきゃいけなくて。もう。バタバタよ。持病抱えて、歩けなくて、やっと家の中だけで生きてる。ずっと立ってられないから、自分で食事の用意も出来ないけど、介護申請の結果は要支援2だった。介護保険って、身体も頭も悪くなって寝たきりにならないと使えないみたい。
でも週に2回、リハビリに通えるみたい。月に3900円で。私は回復というよりは、今より悪くならないで欲しい。私もいずれああなるなら、長生きなんてしたくないから、健康にいいことなんて絶対しない!
あまり、役に立たない弟が今日は母の面倒を見るとのことなので、私は美術館に行ったわ。亀吉に疲れているんだろうから家でゴロゴロしてればいいのに。と言われたが、どうしてもプラド美術館展が見たかったのよ。
久しぶりの国立西洋美術館です!覚悟はしてたけど混んでたわね。
スペイン王家所有の美術品がメインよ。この前はバルセロナしか行ってないから、マドリードにあるこの美術館には行ったことがありません。ルーベンス好きだもん。中は当然撮影禁止。日本ってうるさいわよね。外国は撮影OKな所が多くて驚くわよ。中にはヴィーナスの裸婦像を顔をくっつけて見ているおじいさんとかいて、ちょっと引いたわ。
今回の企画展はベラスケスなのよね。ルーベンスももちろんあったけど。勉強不足でベラスケスはあまりというか、ほとんど知らない。お金持ちのボンボンでフェリペ4世のお気に入りくらい?でも、今回は真面目に作品群を見せてもらって、光るものがあった。すごく良かった!見て良かったし、今度はマドリード行こうかな?とか思った!宗教画って私達、日本人にはよく分からない所があるわよね。でもヨーロッパに行くと、神話と宗教画と人物画なのよ。人物画とは王様とかお姫様ね。分からないからこそ、素敵だった。Jesus もMaria も画家によって顔が全然違う。どれが本物に近いのか?そもそも、実在するのか?写真がなかった17世紀の絵画って興味深いわぁ。
雨の降りそうな上野公園だったので、プラド美術館展だけ見て、そそくさと退散しました。池袋で母の日のプレゼントでも探すわ。外出もしないから、なんか美味しい物にしようかな。動かないと、人間は食欲に走るのよ。