1人ぼっちのパリ ノートルダム大聖堂
サントシャペルの見学を終えても、まだ午前中です。サントシャペルから歩いて5分もかからない所にノートルダム大聖堂があるので、そちらに向かいました。本当にすぐで、こんなに近くに観光名所が揃っているなんて助かるわぁ。
あったぁー!ここも代表的なゴシック建築で、外から見ても薔薇窓が素敵。入場だけならお金はかかりません。さすがに、たくさんの観光客がいるわ。
ノートルダムとは聖なる貴婦人という意味で、聖母マリアのことなのよね。ここだけではなく、ルクセンブルクでもノートルダム寺院を見たわ。竣工は1345年。代表的なゴシック建築。有名なのはナポレオンの戴冠式とノートルダムの鐘かしら。
これはユダヤとイスラエルの王28名の彫像です。正面のファザードね。入場にすごく並んでいるんだけど、ここには優先レーンがないのでおとなしく並びましょう。私が並んだ時には、団体さんが重なって50人くらい並んでいたけど、あくまでもセキュリティチェックだけなの。だから、すぐに列は進みますので、諦めずに並んでみましょう。中に入ったら、帽子やフードは取る。静かに見学する、フラッシュ撮影はしないのが、どこの教会でも見学のマナーとされていますので、外国で恥となる行為は慎みましょう。ガイドが言語の国旗を持ってるの。スペイン、イタリア、イギリス、中国、日本、夏休みシーズンではないので年配の人が多かった。
ファザードに入り口らしきアーチが3つ見えると思うんだけど、左から聖母マリアの門、最後の審判の門、聖アンナの門となっており、これは最後の審判の門です。
ここは約9千人を収容出来ます。私は何年か前のパリで起こったテロの時に、市民が集まってロウソクや花を手向けていたのを思い出します。
ここもフランス革命時には、宗教を批判する市民により廃墟となってしまったけど、ヴィクトル ユーゴーのノートルダム ド パリが出版されて、1864年に修復されました。セーヌの河岸として世界遺産に登録されてます。
ゴシック建築はステンドグラス使いが特徴よね。1日の中で日の位置により様々な色を内側にもたらせてくれる。1枚ずつ聖書の物語が描かれて、見ていて飽きない。
有名なのは薔薇窓は3つあります。中はとても薄暗いので、あまり綺麗に撮影出来てないけど。
パイプオルガンの後ろに隠れて、よく見えなかったのもある。
薔薇窓だけじゃなくて、キリストの生涯を描いた浮き彫りの障壁彫刻もすごく素敵でした。オーディオガイド借りれば良かった。後悔!
東京の0地点は日本橋というのは有名だけど、パリの0地点はこのノートルダム大聖堂だそうです。1区じゃないんかい!と思ったのは私だけ?でも、ここがパリの本物の中心なのね。
ここは屋上に登ることが出来ます。登るには10€かかりますが、ミュージアムパスを持っていれば、そのまま入れますが、私は疲れたので行かなかった。午後は美術館巡りをする予定なので、なるべく歩きたくなかったの。塔の上には、キマイラ像や、あのノートルダムの鐘があるので、登ってみてください。上にいられる人数に制限があるので行列は必至。朝一に訪れるか、団体がいなくなる夕方はどうかしら?
セーヌ川方面のファザードは、正面と印象が違いました。単純にゴシック!って感じではなく、繊細な部分も見える。建築に200年かけただけあるわよね。
教会2箇所連続で、神聖な気分になったかな?