1人ぼっちパリ サクレクール寺院
モンマルトルの丘の上にあるのは、誰もが知るサクレクール寺院です。
真っ白で綺麗ですね。サクレクールとはキリストの心臓という意味だそうです。フランス語圏にはここだけではなく他にもあります。ここの正式な名称はバシリク デュ サクレクール ド モンマルトルです。
1914年に完成していましたが、礼拝のための解放は1919年でした。教会の鐘は18トンもある世界最大級のものです。ドーム型のバシリカってフランスではあまり見かけないわよね。ファザードの中央にキリスト像、手前の馬に乗った像は左が聖王ルイ9世、右はジャンヌ ダルクです。ルイ9世が持っているのはいばらの冠ですね。
中に入ると正面にはキリスト昇天の天井画が目に飛び込んできます。すごく大きいモザイク画です。建物内部は全体的に暗いんだけど、中の装飾は1つ1つがとても見事です。
昔、ここは写真撮影禁止だったそうですが、現在はフラッシュは禁止ですが、撮影は出来るようになりました。エッチングされている、SACRATICCIMOと言う言葉はラテン語で聖なるとか、至高なるという意味です。
ここは聖堂内の奥に小礼拝堂があります。
中央には幼な子イエスを抱いた聖母マリアの像が足で蛇を踏みつけています。エデンの園で蛇にそそのかされたイヴの罪が表されています。その頭上には聖母マリアの昇天がモザイク画で描かれています。金色に輝くマリアが6人の天使に導かれて昇天する姿はすごく美しい。
ここはドームの上に登れるんですが、階段300段で、エレベーターのようなものはありません。私は登りませんでした。と言うか忘れてた。後で登ろうかなって思ってたらつい出ちゃったのよ。入り口は別だったし、誰も並んでなくて気づかなかったの。中は薄暗かったけど、フラッシュ撮影は禁止だったので、薄暗い写真が多くなってしまった。観光客は多かったと思うけど、地元の信者の方達も多かった。ノートルダム寺院に次いで観光客が多いそうですが、夏休みシーズンも終わっていたので、空いてる時期だったのかな。
裏の方はこんな感じです。意外と後ろに大きかった。この辺は芸術家が多く集まった地域ということもあって、すぐ隣の広場は似顔絵描きや、自分の作品を売る人達で賑わっていました。似顔絵を書かないか、って押し売り??もたくさんいるのよ。
私は朝ごはんの量が多くて、全然お腹が減ってなかったので食べなかったけど、クレープとかアイスクリームとかの屋台もあって、寺院よりもこっちが賑わっていたかな。
なんか、私は本当にパリにいるのかな?最近は続けてヨーロッパに来ているので、高い所から街並みを見渡してみた。観光地は多くて、人も多くて1人でも何も困らないけど、街が綺麗だおは思わないし、物価は高い!スリや泥棒も多いし、ここにはミサンガの押し売りもたくさんいる。今のところ、そーんなにいい印象はないのよ。ドキドキを探しに、次はシャンゼリゼ通りを目指します。