JJtortueのWonderful Life

小さな田舎町に住んで、働いてるけど、私が見て、経験した事を綴ります。

サグラダファミリア 受難のファザード

私がすごく楽しみにしていたサグラダファミリアです。午前の最後の観光地ですね。1日観光と言っても午前と午後と二つのコースを一度に申し込むと、ほんの少し安くしましょうという感じ。サグラダファミリアの周辺は世界中から観光客が集まっていて、とても賑やかです。バルセロナは観光バスが停まっていい場所というのが決められているらしく、歩いて3分程度離れた場所でバスを降りました。初めに案内されるのが有名な手前の公園の池の反対側。ここは写真スポットらしい。

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んまぁ、とにかく人だらけよ。

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この教会はアントニ ガウディが設計し、1882年に3月19日に建築が始まった未完の建物。昨日、行ったモンセラットの山の石も、使われているみたいよ。ここはアルハンブラ宮殿プラド美術館より、観光客を集める施設で、私達の見学料などが建築費になっています。2010年にローマ法王がミサを行なって

シリカになりました。まぁ、ローマ法王が普通の教会よりも格上だって認めたって事。ガウディは詳細な設計図を残していなくて、大型模型などから弟子たちが設計図を起こしたんだけど、内戦で殆どが消失してしまい、現在作り上げているのはガウディのデッサンなどから推測して建築しているため、100%がガウディの構想ではないみたい。

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テロがあったばかりのせいか、セキュリティチェックは厳しかったわ。カバンの中身も全て見られた。

私は受難のファザードから見学を始めました。

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ここは、最後の晩餐、キリストの磔刑、昇天などが彫刻で表されています。

最後の晩餐→ペテロとローマ兵たち→ユダの接吻と裏切り→鞭打ちの刑→ペテロの否認→イエスの捕縛→ピラトと裁判→十字架を担ぐシモン→ゴルゴタの丘への道を行くイエスとイエスの顔を拭った聖布を持つヴェロニカ→イエスの脇腹を突くことになる槍を持つ騎兵ロンギヌス→賭博をするローマ兵→イエス磔刑→イエスの埋葬と復活の象徴。すごく分かりやすいわね。ファザードだけで圧倒されてます。昔は完成までに300年と言われていたらしいけど、技術の進歩、財政状況が良くなった事と合わせて、ガウディが死んでから100年後の2026年に完成すると発表されたけど、本当かなぁ?

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写真や映像は何度も見たことがあるけど、自分の目となると、すごく素敵よ。あのトウモロコシのような塔でさえ、近くでみると芸術作品に見えるわ。

ここはあまりにも人が多いので、ガイドのしゃべる声が聞こえるイヤホンが渡されます。ガイドさんいて正解。すごく細かい説明をしてくれます。自分の目で見るのでは違う!

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これは310通りの足し算が全て33になるという暗号。16の数字が書かれています。33とはイエスの年齢なのね。

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ちなみに、サグラダファミリアは2008年に役所に建築の届出が出てないことが発覚したの。つまり違反建築。スペインはサグラダファミリア特別法ってのを作って無理矢理合法にしたんですって。