グエル邸
ランプラス通りから、細い路地を、少し入った所にあるのがグエル邸です。ガウディがパトロンであるグエルさんのために設計して、今は世界遺産となっているお屋敷ですね。ガウディ初期の最高傑作だと言われています。少し手前にチケット売り場があって、お屋敷に入ります。入り口でwhere are you from?と聞かれます。それは音声ガイドを貸してくれるから。日本語もありました。まずは地下。
大きな鉄のドアの中は馬車を置いておく場所。今でいう駐車場よね。馬はそのままスロープで地下にある厩舎に行くの。写真は厩舎の場所です。馬は動物なので、気になるのは臭い。ガウディは計算して臭いが困らないよえに未だや吹き抜けを作ったそうです。
これに馬を繋ぐのね。細部に渡ってガウディの作品が見れます。素敵ねぇ
玄関前の大階段。この上が居住スペースになっています。大理石の柱と奥にはカタルーニャ州旗からデザインされたステンドグラス。カタルーニャの人は凄く自分がカタルーニャ人てをあることを誇りに思っていて、結構ここではカタルーニャの旗を見かけます。
天井が部屋毎に違うの。木材がふんだんに使われていてそれは見事です。重厚感があって、当時のグエルさんの権力が伺い知れるわ。
ドアの取っ手、ランプどれもガウディが設計してます。人が住んでいたのよねぇ。なんか、生活感がなくて本当にグエルさんの子供達も暮らしていたはずなのに、傷や落書きなどもなくて、どの部屋も綺麗なまま残っています。
ここは、日本で言う仏壇屋かな。なかなか十字架や、祭壇があったみたい。
ガウディは家を出設計するときに、グエルさんの生活も作り上げたのね。
夫妻の部屋には重厚な暖炉、娘の部屋には見事なステンドグラス。本当に細かい場所まで設計したしてあって、ここは観光ツアーに盛り込まれていないんだけど、お勧めします。この後、雨が降ってきて、屋上に出る事が出来なかったんだけど、素晴らしいお屋敷でした。バルセロナの街を自体はとても小さい街なので、このグエル邸でさえ、500m2しかない。その土地、高さ、そして地下空間まで生かして、グエル一家の生活を作り上げたのね。
こんな場所も公開。モザイクタイルが綺麗でした。