JJtortueのWonderful Life

小さな田舎町に住んで、働いてるけど、私が見て、経験した事を綴ります。

2018 summer vacation in Paris ガルニエ宮②

この日、私は運があったのか、なかったのか、リハーサルの為、大ホールを見ることが出来ませんでした。滅多にないことらしいんだけだ、その滅多にないことがこの日でした。

f:id:JJtortue:20181006142047j:image

もちろん、チケット売り場や入口にイヤというほど告知されていて、承知の上で見学しているんだけどね。普段は分からないけど、入口には全てロープが張られ閉鎖され、残念ながらシャガールの天井画は見られないのか?と思ったら1つだけ、ボックス席が開いてました。真っ暗な上に分厚いビニールカーテンが張られていたので、写真撮影は出来なかったけど、シャガールの夢の花束を見ることが出来ました。その下にぶら下がるあの有名なシャンデリア。そして、バレエのリハーサル風景も見られました!これはラッキーだよね?

f:id:JJtortue:20181006143625j:image

すごい細いダンサーさんが約20名で踊っていた。とても素敵。練習着だったけど、本番が近いせいか熱のこもったリハーサルを見れました!

 

オペラ座の怪人をご存知だろうか?オペラ座は今でも2階5番ボックス席を怪人のために用意しており、ドアにはファントム ド オペラってネームプレートも付いているそうです。皇帝のボックス席の隣ね。写真は撮れなかったの。昼間の見学時は通常2階には行くことが出来ません。オペラ座の公演を見に来ないとダメなの。安い席なら10€程度で見られるそうなので、次はぜひ公演を見に来ます。シャンデリアも見れた。怪人はこのシャンデリアを落として逃げたのよね。シャンデリアの重さは8t。実際に落下事件は有り、管理人の女性が亡くなったそうです。

 

f:id:JJtortue:20181006144421j:image

こんなドレスを着て、オペラを観に行ってたのかしらね。オペラ座の正面からルーブル 美術館方面にまっすぐ延びているオペラ通りには並木が1本も植えられていません。馬車からオペラ座を見るのに、木があったら邪魔だからそうです。オペラ座が完成してからずっと。

f:id:JJtortue:20181006144925j:image
f:id:JJtortue:20181006144928j:image

バレエ等に関するショップもあります。はっきり言うと、パリは物価が高いです。世界一の観光都市だからね。ホテル代も食事代も高い。おみやげもやはり高いわ。日本、東京より高いかも。オペラ座が飼っているミツバチの蜂蜜なんてのもあったわよ。

f:id:JJtortue:20181006182147j:image

ここには、図書館というか博物館があります。魔法の呪文でも書いてありそうな、ハリーポッターホグワーツ魔法学校の図書館のようなスペースです。

この本を見るには、国立図書館の許可を得るか、オペラ座の会員になる必要があります。

f:id:JJtortue:20181006183019j:image

この人が ガルニエ。パリの紋章とオペラ座の図面。

f:id:JJtortue:20181006183229j:image

f:id:JJtortue:20181006183343j:image

まだ1箇所目なのに、写真を50枚くらい撮っちゃった。こんなの近所にあったら毎日通うかもね。

余談ですが、オペラ座の初公演。設計者のガルニエさんのスタッフはガルニエのチケットの手配を忘れ、入場アルバイトはガルニエの顔や名前を知らずに、彼は中に入れなかったんです。仕方なく、一般の方と列に並び、自分でチケットを購入。それも1番安い、ほとんど舞台を見ることが出来ない席だったとか。