1人ぼっちのパリ サントシャペル
コンシェルジュリーから外に出てみると、サントシャペルはすぐ隣にあった。
サントシャペルは聖なる礼拝堂という意味だそうです。ちなみに、コンシェルジュリー前で目的地に到着したとしたgoogleMAPは海外でナビとして使うのには精度がイマイチと書いてある記事を見つけた。先に知ってたらなぁ。
サントシャペルの入り口は通り沿いではなく、奥に入った所にありました。
こちらには観光客がたくさんいて、案内もあるし人も立ってる!よかったぁ!入り口には30人程度が並んでいました。ここでようやくミュージアムパスの本領発揮!誰もいない優先レーンを進みます。待ち時間0分!典型的なゴシック建築!1248年建築ですよ。まぁ、この国は革命やら戦争やらでその当時の建物である訳はなく、19世紀に再現された物なんだけど、それでも薔薇窓やスタンドグラスは本当に素晴らしい。ここは王様がキリストに纏わる収集物を保管するために作らせたのが始まりで、その収集物はあまり残ってないんだけど、美しい教会として有名になり、パレ ド ジャスティスとして登録されています。ここには観光客がたくさんいました。
ファザードです。お天気が良くて嬉しい!
入り口から入ってすぐは、ショップやらオーディオガイドやらが並び、1階を見ると??ステンドグラスは?って思うの。だって、普通はここに広がると思うじゃない!
それがね、この人が1人通るのが精一杯の細い階段を進みます。
突然、目の前に広がる光景。広くないんです。今まで沢山の教会を見てきたけど、広くないどころか、狭いの。そこに50人以上の観光客。そして、部屋全体に広がる美しいステンドグラス!これが見たかったの。赤と青を基調としており、広さは600m2だそうです。この2階の部分は王とその家族専用。1階は召使いのための礼拝堂だったんです。
素敵。この部屋には各言語で書かれた説明がクリアファイルに入っておいてあるので、時間があると読んでみるといいわ。部屋の端に椅子が並べられていて、そこでジーっと読んでいる人が沢山いました。
ため息しか出ません。インスタ映えするわよねぇ。
中は薄暗く、外の日の光で輝いて見えるわ。ステンドグラスには1つ1つに物語が刻まれていて、全部で1134もここにはあるそうです。不思議な事に、長い時間をかけて見ていても飽きないの。
振り返ると、薔薇窓。この教会は年間を通して、コンサートが開催されているそうです。コンサートの時はなんと、この薔薇窓の下の大きなドアから、ここに入場出来るという特典付きです。パリの教会はクラッシック音楽のコンサートを開催している所がとても多くて、チケットに余裕があれば当日に窓口で購入することが出来ます。その時は1階は見られないそうです。
また、狭い階段を降りて外に出ると、行列が長くなっていました。ここは、本当にお勧めします。ぜひ、パリを訪れることがぜひ、ここのサントシャペルに足を運んで頂きたいと思います。