JJtortueのWonderful Life

小さな田舎町に住んで、働いてるけど、私が見て、経験した事を綴ります。

1人ぼっちのパリ ルーブル美術館①

美術館に入る前に、同じ敷地内のショッピングセンターにあるフードコートで腹ごしらえです。時間もズレていたせいか、空いてました。

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アジアンフードのお店はあった。スペイン料理、イタリア料理、ハンバーガー店とある中で私はパエリアを注文。前にバルセロナで食べたパエリアを思い出したのよ。

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クレームブリュレとコカコーラと3品で17€。パリ は本当に外食費が高い。円にすると2200円だもん。

まぁ、チキンも大きくてエビもあって、豪華だけどね。でも、お米が食べられて幸せ。

私が最後にルーブルに来たのは、この日は夜間開館の日で夜の9時までオープンしているからなんです。

ネットで色々調べたら、さすがに世界一の入館者数を誇る美術館で、空いてる日なんてないと言うことが判明。この時は夏休みも終わった後なので、比較的、空いてる時期ではあったみたいだけど。

 

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ピラミッドの下の逆ピラミッドです。

ルーブル美術館は、元々は12世紀に建てられた宮殿。ルイ14世ヴェルサイユに宮殿を移して、宮殿の役目を終えました。美術館としては1793年8月10日開館。ルイ16世の処刑の1年後。まぁ、元々は宮殿と言うこと、全ては王室の財産だったのが、フランス革命で国有財産へ変わったのね。国は市民による美術品の破壊や略奪を恐れて、早々に美術館にしました。最初は王のコレクションに亡命した貴族のコレクションや教会から没収した美術品、その後、ナポレオン1世がやりたい放題で外国から略奪して来た美術品が増えた。ナポレオン失脚後に返還させられているけど、未だに未返還だったり、条約の代わりにもらったり、交換したりと、残った美術品もあります。有名なのが カナの婚礼。後からお金を払って買い取ったのもあるそうです。

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第2次世界大戦の時などは、ほとんどの美術品は避難しました。1940年代にドイツから解放された後に、美術品は戻り、1980年代のパリ 改造計画で、ガラスのピラミッドが制作され、ショッピングセンターがオープンして、現在では38万点のコレクションを1日15000人が来場、うち外国人観光客が65%を占める、世界一の美術館と言っても過言ではない美術館になりました。現在は国からもらう補助金は主な収入源ではなく、映画の撮影、美術品の貸し出しなど、営業活動も活発で、ルーブル アブダビルーブルの名称を30年使用出来る権利は4億€だそうです。

 

ここも、当然にミュージアムパスが使用出来ます。

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入場は各翼、ジュリー翼、リシュリー翼、ドゥノン翼と別れており、パンフレットも音声ガイドも別れていて、チケットの提示は翼を移動する毎にあります。音声ガイドは5€なので、翼を全て回るなら15€必要になるって事。私が行った時は日本語の音声ガイドはすでになくなっていました。

私は、まずドゥノン翼に向かいました。ここには、サモトラケのニケやナポレオンの即位、そしてモナリザがあります。全ての作品をじっくり見ると1週間通っても足りないらしいので、ある程度は目的とするものが、どこにあるのか事前に調べておかないと絶対に迷います。私は調べていても迷った。ちなみに、1日15000人も人が集まると嫌になるのか、それとも元々のフランス人気質なのか、スタッフは全てつっけんどんって感じです。多分、外国の常識なんでしょうね。