カタルーニャ音楽堂
私がグエル邸の中にいる間に外は大雨になってました。夏の間はヨーロッパでは殆ど雨が降らないと聞いていたので、雨の心配はしていませんでした。グエル邸で雨宿りさせてもらって、次のカタルーニャ音楽家のコンサートツアーの時間を気にしつつ、バルセロナ市街を眺めていました。観光都市だけあって、昨日まではタクシーもたくさん走っていて、タクリー乗り場には必ず数台がお客を待っていたのに、全然いなーい!あれだけいたタクシーはどこに行ったの?結局、Googlemapを頼りに、すこし小雨になるのを待って歩きました。私が到着したのは10分遅れ。正面入り口は閉まってます。まずい!天野せいで遅れたような他の人も見かけましたが、仲を見てドアを叩いても知らん顔。でも、ふっと見ると裏に回れって言うようなポスターがあるじゃない!
裏にある回ったらエントランスっぽい受付がある。私はバウチャーを握りしめ、I'm sorry I'm late!!と叫んだら、警備のお姉さんがokay,って着いて来いって言ってくれたの。私がお姉さんと交渉していたのを見た他の2組もsame me!! と一緒に着いてきたわ。
初めの数分は見られなかったけど、
1番の見所3階から参加出来ました。素敵‼️
ここはサンパウ病院と同じリュイス ドメネク イ ムンタネーの設計によるもので、サンパウ病院と一緒に世界遺産に登録されました。素晴らしきモデルニスモ建築。カタルーニャ独自の文化に圧倒され、ここにもらトレンカディスや美しい曲線のファザードにバルセロナらしさを感じます。
日本ではガウディほど有名ではないけど、サンパウ病院といい、なんて素敵な建築なんでしょう。彼はガウディの学校の先生でもあったらしいわ。それも現役のコンサートホールだもの。
バルセロナは前にも書いた聖人サン ジョルディの伝説が大好きで、ここにもたくさんの竜伝説のモチーフがあります。
ツアーは英国ツアーとスペイン語ツアーしかないけど、ゆっくりと分かりやすい英語で説明してくれます。真剣に聞けば、結構理解出来ますが、ここにもいました日本人の恥。若いカップル。たぶん、英語が全然分からないんでしょうね。説明の間、ずっとお喋り。話してたのはその2人だけで、他の40名位は真剣に耳を傾けていました。
花々の彫刻は内外に多く飾られ、大きなステンドグラスは美しい光を建物内をより一層美しく見せていました。特に多いのが薔薇のモチーフ。サン ジョルディが王女に贈った花ですね。
ムンタネーはきっと、ものすごく細かい箇所にもこだわって作ったんでしょうね。
駅からも、カタルーニャ広場からも近くて、行くのも簡単です。バルセロナを訪れた時はぜひ、観てください。私のお勧めです!
最後はピアノのミニコンサート。約20分位かな。でも世界遺産でピアノコンサートを見ているなんて、感激だわ。来て良かった。他にも色々、コンサートは開かれているみたいですよ。